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くーちゃんが戻ってきてくれたとき、安堵と同時に、強い後悔が込み上げてきました。
18万円と、4日間。
猫探偵さんへの依頼費用と、眠れない夜が続いた日々。「事前に対策していれば、こんなに苦しまなくてよかったのに」——私と同じような思いをする飼い主を少しでも減らしたくて、この記事を書きました。
脱走後に一番後悔したこと——「位置情報がわからない」
振り返ると、最も後悔したのは「くーちゃんの居場所がわかる手段を持っていなかったこと」でした。
位置情報さえわかっていれば、何日も探し回ることも、18万円を支払うことも、なかったかもしれません。
くーちゃんが戻ってきた日にすぐやったこと——AirTag対応首輪を注文
実は私は以前から落とし物が多く、大切な小物ポーチにAirTagを入れていました。忘れ物を何度も回収できた経験から、日頃から使い慣れていたものです。
くーちゃんが戻ってきたとき、「そうだ、このAirTagがくーちゃんにも使えるかも」とひらめきました。AirTag本体は手元にあります。あとはAirTagを取りつけられる首輪を買うだけでした。
「もし脱走前からつけていたら、18万円も4日間の不安も、なかったかもしれない」——そう思いながら、すぐに注文しました。
首輪をつけるのが不安な方へ
首輪やハーネスをつけるのを嫌がる猫もいます。異物感や重さ、素材の硬さ、締め付け感などが主な原因で、特に成猫になってから初めてつける場合は慣れるまで時間がかかることも。サイズは指が2本入るくらいの余裕があるものを選ぶのがポイントです。
実は私も以前、お散歩用にハーネスを買ったことがあるのですが、くーちゃんはつけた途端に匍匐前進になってしまいました(笑)。なので、「首輪も嫌がるかも…」と心配していたのですが、首輪は意外とすんなりつけてくれました。
ただ、首輪やハーネスへの慣れ方は猫によって様々です。購入する前に、同じくらいの太さの紐や細いリボンを首に軽く当ててみて、嫌がらないか確認してみるのがおすすめです。私の場合、ハーネスを買った後でくーちゃんに合わないとわかったので、事前に試しておけばよかったと後悔しました。
首輪は、年に1回のお風呂のとき以外はずっとつけっぱなしです。猫のお風呂については別な記事で紹介予定です。
AirTagってどんな仕組み?——田舎で使ってわかったこと
AirTagは、近くを通るiPhoneユーザーのネットワークを通じて位置情報を発信する仕組みです。iPhoneをお使いの方は「探す」アプリで現在地を確認できます。
ただし、ここでお伝えしなければならないことがあります。
私の自宅は田んぼに囲まれた環境です。AirTagは周囲にiPhoneユーザーがいることでネットワークが機能するため、人通りの少ない田舎では、リアルタイムの位置追跡は期待しにくいのが現実です。
それでも購入した理由は2つあります。
1つ目は「音で居場所を知らせてくれる」から。
自分がスマホを持って近づけば、AirTagが音を鳴らしてくれます。茂みや物陰に隠れていても、音を頼りに見つけられる可能性があります。
2つ目は「誰かに保護された場合に、居場所がわかる可能性がある」から。
猫を見つけてくださった方がiPhoneを近づけると位置情報が発信されます。そのため、保護された場所がわかることがあります。
都市部にお住まいの方には、特に効果を発揮します。周囲にiPhoneユーザーが多いほど、ネットワークの精度が上がるからです。
AirTagとGPS首輪——猫への負担はどう違う?
「GPS首輪の方が確実では?」と思う方もいるかもしれません。ただし、猫への重さの負担という点では、大きな差があります。
AirTag(第2世代)の重量は約11.8g。一方、猫用GPS首輪は軽いものでも20g前後と、AirTagの約2倍の重さになります
猫の首にとって、この差は意外と大きいと言われています。特に首輪に慣れていない猫や、シニア猫には気になるポイントです。
また、GPS首輪の多くはLTE電波(携帯電波)を使うため、電波が弱いエリアでは機能しない可能性があります。田舎住まいの私にとっては、この点も気になるところでした。
💡 まとめると:
・軽さ・手軽さで始めるなら → AirTag+対応首輪
・田舎 / 猫への負担が心配な方 → まずAirTag+軽量首輪から始める
・都市部で確実に追跡したい方 → GPS首輪も検討(電波確認を忘れずに)
実際に購入した商品
AirTag対応 猫用首輪
私が使っているのはこちらの首輪です。AirTag用のシリコンケース付きで、反射デザインで夜間の視認性もあります。
- AirTag対応シリコンケース付き
- 反射デザインで夜間も安心
- 軽量・洗濯可能
- 調節可能・ベル付き
- カラー:オレンジ(他色あり)
※価格は変動する場合があります。購入時にご確認ください。
Apple AirTag 第2世代
- 重量:約11.8g
- 耐水・防塵(IP67)
- iPhoneの「探す」アプリで位置確認
- 自分が近づくと音で場所をお知らせ(第1世代より音量50%アップ)
- 第1世代用のアクセサリがそのまま使えるサイズ
私が購入したときは第1世代でしたが、現在は第2世代が発売されています。音量が50%アップし、重量もほぼ同じサイズで機能が向上しているため、新規購入なら第2世代がおすすめです。
※価格は変動する場合があります。購入時にご確認ください。
まとめ|18万円払った私がおすすめする脱走対策
猫の脱走は、いつ起きてもおかしくありません。「うちは大丈夫」と思っていた私でも、一瞬の油断でくーちゃんはいなくなりました。
首輪にAirTagをつけるだけで、費用は数千円。18万円かけた後で気づいた私が言うのも恥ずかしいのですが、脱走する前に、ぜひご準備いただけたらと思います。
