
ある日、うちの猫(くーちゃん)が突然いなくなりました。
名前を呼びながら近所を探し回りましたが、どこにもいません。家の中も何度も確認しましたが見つからず、「脱走してしまった」と気づいた瞬間、頭が真っ白になりました。
それから4日間、寝ても覚めてもくーちゃんのことが頭から離れず、「もう会えないかもしれない」という不安に押しつぶされそうな時間が続きました。
くーちゃんのこと
くーちゃんは、ハチワレの元野良猫です。外に出るのが好きな子だったので、週末には目を離さないようにしながら庭に出していました。
時々、走って木に登ったり、お隣のお家の車の下に隠れたり、ヒヤヒヤすることも多く、「いつかいなくならなければいいけど……」——そんな不安を、どこかでずっと感じていました。
そして、その嫌な予感が現実になってしまいました。
脱走の原因は「小さな油断」だった
その日はお盆休みで、実家に帰省するため数日留守にする予定でした。
動物病院に預けるか迷いましたが、これまでも問題なく留守番できていたこともあり、自動の餌やり機と水を用意して家を出ました。そして——「ここからは出られないだろう」と思い、換気のために上側の窓を少しだけ開けてしまったのです。
今思えば、その油断がくーちゃんの脱走を招いてしまいました。
帰宅後に見つけたもの
帰宅後、目に飛び込んできたのは破れた網戸でした。
あの小さな隙間から、くーちゃんは外に出てしまったようでした。何時間も探し回りましたが見つからず、「自分だけではどうにもならない」と感じた私は、猫探偵さんに依頼することにしました。
費用は約18万円。決して安い金額ではありません。でも「どうしても見つけたい」——その一心で支払いました。
4日目の奇跡
猫探偵さんも私も諦めかけていた、4日目の明け方。
気づくと、くーちゃんは自分で部屋に戻ってきてくれていました。外にいたため、体全体が薄汚れていましたが、そんなことはお構いなし。自動給餌器の前で、いつも通りカリカリと餌を食べているのです。
4日間、どれだけ心配したと思っているの——そう言いたいところでしたが、何事もなかったかのような顔をしているくーちゃんを見て、思わず笑ってしまいました。本当に帰ってきてくれて良かった。でも「もう、困った子なんだから」という気持ちが同時にこみ上げてきました。
無事に帰ってきてくれたことは、本当に奇跡だったと思います。でも同時に、強く後悔しました。
「あの時、ちゃんと対策をしていれば…」と。
このブログを書こうと思ったわけ
もしGPSなどの対策をしていれば、あそこまで不安な思いをしなくてすんだかもしれません。
同じような思いをする飼い主さんを少しでも減らしたい。その気持ちが、この記事を書いた理由です。
次の記事では、猫が脱走したときに実際にやるべきことをまとめています。ぜひ読んでみてください。


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